多くの歯を失った方のお悩みを解消する「オールオン4」治療
虫歯や歯周病などで多くの歯を失った患者様からは、次のような切実なお悩みがよく寄せられます。
• もう一生、美味しく食事を楽しむことができないのではないか。
• 歯がないことで人前で笑うことが恥ずかしく、口を開けたくない。
• 発音が不明瞭になり、自然と人と話す機会が減ってしまった。
これらの悩みは生活の質に大きく影響し、中には自信を失い、性格が変わってしまったと感じる患者様も少なくありません。
総入れ歯では解決できない悩み
総入れ歯を選んだ患者様の中には、次のようなお悩みを訴える方もいます。
• 食べ物を噛むと痛みが生じ、食事を楽しめない。
• 入れ歯の異物感が強く、吐き気を催すことがある。
• 入れ歯が安定せず、会話や笑顔が不安定で不自由さを感じる。
インプラントであれば、これらの問題から解放される可能性があります。しかし、失ったすべての歯をインプラントで補うとなると、非常に高額な費用がかかり、患者様にとって現実的ではない場合が多いです。さらに、手術回数や治療期間が増え、身体への負担も大きくなります。
オールオン4が選ばれる理由
こうした患者様に対して、当院(プラム四谷歯科クリニック 東京)でお勧めしている治療法が「All-on-4(オールオンフォー)」です。この治療法は、少ないインプラントで全ての歯を支えることができ、手術回数や治療期間の負担を軽減することが特徴です。
「オールオン4」は、上顎または下顎に4本のインプラントを埋入し、その上に固定式の歯を装着します。これにより、従来の総入れ歯に比べて安定感が増し、異物感も大幅に軽減され、食事や会話を以前のように楽しむことが可能です。
当院(プラム四谷歯科クリニック 東京)では、新しい治療技術と経験豊富な日本口腔インプラント学会の歯科医師による、安全で安心な治療を提供しています。オールオン4についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ無料カウンセリングをご利用ください。
オールオン4/オールオン6について
オールオン4治療とは?
「オールオン4」とは、前歯から奥歯までのすべての歯を一体化させたインプラント治療のことを指します。この治療法では、顎の骨に4本のインプラントを埋め込み、それを基盤として固定式の全体的な義歯を装着します。従来のインプラント治療と異なり、1本1本の歯に対してインプラントを設置する必要がなく、4本のインプラントで最大12本の歯を支えることが可能です。
この効率的な治療法は、失った歯が多い患者様にとって、治療の負担を軽減し、短期間で機能性と見た目を回復できる点が大きなメリットです。少数のインプラントでしっかりとした義歯を支えることができるため、手術の回数が減り、治療にかかる時間や費用も抑えることができます。
また、オールオン4は骨の量が少ない患者様にも対応できる場合が多く、総入れ歯では味わえない固定感と自然な噛み心地を提供します。
オールオン6治療とは?
6本のインプラントで全ての歯を支える、より安定した治療法
「オールオン6」とは、上顎または下顎の歯の一列すべてを6本のインプラントで固定する治療方法で、総義歯や部分義歯の方を対象としています。
この手法は、ポルトガル・リスボンのDr.パウロ・マロによって開発された「オールオン4(All-on-4)」の一形態で、長い間入れ歯を使用して臼歯部の骨が薄くなっている方にも適用可能です。
治療の最大のメリットは、見た目を短期間で劇的に改善し、噛む機能を取り戻すことができる点です。さらに、手術当日には固定式の仮歯がしっかりとインプラント体にネジ止めされ、その日のうちに食事が可能です。
入院の必要はなく、社交生活にも不便をきたすことがありません。QOL(クオリティ・オブ・ライフ)と食生活は密接な関係を持っており、この治療は老後の人生を豊かにし、見た目も若返らせる効果があります。
当院(プラム四谷歯科クリニック 東京)は、特に顎骨が丈夫でない日本人に適した「オールオン6」を推奨しており、これにより入れ歯の悩みを一気に解消することができます。
オールオン4・オールオン6の違いとその特徴
多くのケースでは、片顎に4本のインプラントを埋入するだけで治療が可能ですが、長期的な安定性や安全性を確保するため、患者様の顎の骨の状態によっては、6本などの追加インプラントが必要になる場合もあります。プラム四谷歯科クリニックでは、事前に精密な診査・診断を行い、患者様それぞれに最適で、負担を最小限に抑えた治療プランをご提案しております。
オールオン4/オールオン6治療のメリット・デメリット
メリット
01. 身体への負担を軽減
オールオン4の最大のメリットの一つは、身体への負担が軽減されることです。インプラント治療では、顎の骨に穴を開けてインプラントを埋入する外科手術が必要ですが、骨が足りない場合には骨造成手術が追加で必要となることがあります。 オールオン4では、最小4本のインプラントで複数の義歯を支えるため、顎に開ける穴の数が少なくなります。それに伴い手術時間も短縮され、患者様の身体的負担が軽減されるでしょう。また、骨造成の必要性が減るため、全体的な身体への負担もさらに軽くなります。
02.費用を抑えられる
オールオン4のもう一つのメリットは、費用を抑えられることです。インプラント治療は高額になりがちですが、オールオン4では埋入するインプラントの本数が少なくて済むため、費用が抑えられる可能性が高くなります。
もちろん、治療費用は歯科医院や治療内容によって異なりますが、1本ずつインプラントを埋入する従来の方法に比べると、総費用を大幅に削減できる場合が多いです。
03.顎の骨が薄い方でも治療が可能
オールオン4は、顎の骨が薄い方でも治療ができる点が大きな特徴です。従来のインプラント治療では、骨の量が足りない場合、フィクスチャー(インプラントの土台)を支えることができないと判断され、治療を断念せざるを得ないことがありました。
しかし、オールオン4では骨のある場所を選んでインプラントを埋入するため、骨量が不足している方でも治療が可能です。これにより、追加の骨造成手術を避けることができ、身体的および費用的な負担が軽減されるのです。
04.治療期間が短い
オールオン4の治療では、治療期間が短縮される点も大きな利点です。通常のインプラント治療では、インプラント埋入後に数ヶ月待ってから義歯を装着しますが、オールオン4ではインプラント埋入当日に仮歯を装着できるため、短期間で機能を回復します。
治療期間が短いことで、通院回数が減り、患者様の時間的負担も軽減されます。
05.しっかり噛める
オールオン4は、少数のインプラントでありながら顎の骨にしっかりと固定されるため、天然歯に近い咀嚼能力を取り戻すことができます。最大12本の義歯を装着することで、硬い食べ物でもしっかり噛めるようになり、食事の楽しみを取り戻せるでしょう。
06.発音がしやすい
入れ歯を使用していると、発音に違和感を感じることがよくありますが、オールオン4は顎の骨に直接固定されているため、発音が自然でスムーズになります。特に「し」や「す」の発音がしやすくなり、会話を気兼ねなく楽しむことができるでしょう。
07.痛みが少ない
オールオン4は、食べ物が歯茎や粘膜に挟まりにくい構造になっています。入れ歯と異なり、顎の骨にしっかりと固定されているため、食事中の痛みや不快感が少なく、快適な日常生活を送ることが可能です。
08.外れる心配がない
オールオン4は顎の骨にしっかりと固定されており、入れ歯のように外れてしまう心配がありません。取り外しは可能ですが、これは歯科医師によるものなので、日常生活で「外れてしまう」といった不安を感じることなく過ごせます。
09.骨の吸収を防げる
インプラントは顎の骨に刺激を与えるため、骨が体内に吸収されることを防ぎます。顎の骨が痩せてしまうと、見た目や健康に悪影響を与えることがありますが、オールオン4はこれを防ぎ、長期にわたって健康な骨を維持する助けとなります。
10.審美性に優れている
オールオン4は、複数の人工歯を一体として装着するため、自然な見た目と統一感が得られます。色や形、質感が統一された美しい仕上がりは、審美性を重視する患者様にとって大きなメリットです。
デメリット
デメリット1:残っている歯を抜歯する必要がある
オールオン4の治療を受ける際には、残っている歯を抜歯する必要があります。オールオン4は、ひとかたまりになった義歯をインプラントで固定する治療法であるため、治療の際に邪魔になる歯は、健康な歯であっても除去しなければなりません。
健康な歯を抜くことは、基本的には身体にとって望ましいことではありません。しかし、歯周病や虫歯で既にダメージを受けている歯であれば、抜歯をしてオールオン4を行うことで、長期的には口腔内の健康を保つことができる場合もあります
デメリット2:治療を受けられる医療機関が限られる
オールオン4は、すべての歯科医院で提供されているわけではありません。インプラント治療自体を行っている歯科医院は多いですが、オールオン4に対応している医院は限られています。
インプラント治療を提供する歯科医院は、治療後のメンテナンスも含めて長期的な付き合いが必要となるため、適切な医院選びが重要です。治療を提供する歯科医院が限られていることは、医院選びの際の課題となりやすい点です。
デメリット3:健康保険が適用されない
オールオン4は健康保険の適用対象外であるため、治療費が高額になることがデメリットの一つです。ただし、これはインプラント治療全般に言えることであり、オールオン4に限ったことではありません。インプラント治療は、基本的に特殊なケースを除いて保険が適用されない自費治療となります。
デメリット4:身体の状態によっては手術が適用できない場合がある
患者様の身体の状態によっては、オールオン4の手術が適用できない場合があります。埋入するインプラントの本数が少ないとはいえ、大規模な外科手術であることには変わりないため、以下のような場合には手術が適用されない可能性があります。
【適用外となる可能性が高いケース】
• 顎の骨の成長が終わっていない未成年
• 糖尿病や肝臓疾患など、全身疾患がある場合
• 禁煙が難しい方
• アルコール依存症の方
• 金属アレルギーがある場合
• 残存している天然歯を抜歯したくない場合
• 自宅で適切なセルフケアができない場合
オールオン4は、顎の骨に直接インプラントを埋入するため、骨の成長が終わっていない未成年や、全身疾患のある患者様にとっては治療が難しい場合があります。また、喫煙やアルコールの摂取が治療結果に悪影響を及ぼす可能性があるため、生活習慣によっても手術の適用が制限されることがあります。
さらに、インプラントに使用されるチタンは金属アレルギーのリスクが低いものの、まれにアレルギー反応が出る場合もあります。そのため、アレルギーをお持ちの方には事前に試験が行われるなど、慎重な判断が必要です。また、治療前に残存する天然歯を抜歯する必要があるため、患者様ご自身が納得して決断することが求められます。
最後に、セルフケアが難しい場合は、インプラントの寿命が短くなる可能性が高いため、治療に適していないと判断される場合もあります。オールオン4は、患者様の身体状況や生活習慣によって、適用が難しいことがあることを理解しておいてください。
プラム四谷歯科クリニックが提供するオールオン4治療の特長
経験豊富なドクターのよるオールオン4
プラム四谷歯科では、経験豊富なドクターによるオールオン4治療を提供しています。この先進的なインプラント治療は、わずか4本のインプラントで全ての歯を支え、従来の治療よりも負担が少なく、治療期間が短いことが特徴です。当院(プラム四谷歯科クリニック 東京)のドクターは、豊富な経験と専門的な技術を活かして、患者様一人ひとりに最適な治療を計画し、長期的な安定性と自然な仕上がりを実現します。安心して笑顔を取り戻すための最高の治療をご提供いたします。
日本麻酔歯科学会認定医による静脈内鎮静法
当院(プラム四谷歯科クリニック 東京)では、日本歯科麻酔学会認定の歯科医師が担当し、安全な環境で治療を提供しています。担当医である長坂加奈は、一般歯科および麻酔科に精通しており、治療中には血圧計や心電図を使用して患者様の全身状態をモニタリングし、リスクを最小限に抑えます。特に、鎮静状態に対する不安がある方に対しても、丁寧なケアを行い、女性医師ならではの安心感を提供します。安全性を最優先にした治療をご提供しておりますので、安心してお任せください。
他院で断られた人にも対応
プラム四谷歯科では、他院でインプラント治療を断られた方にも対応できる体制を整えています。難しい症例や特別な治療が必要なケースでも、豊富な経験を持つドクターが一人ひとりに最適な治療計画を提案し、新しい技術を駆使して解決策を提供します。他院で不安を感じた方も、当院(プラム四谷歯科クリニック 東京)の確かな技術と丁寧なケアで安心して治療を受けていただけます。歯科治療のご相談は、ぜひ当院へお任せください。
オールオン4・オールオン6の治療の流れ
オールオン4・オールオン6治療は、通常のインプラントとは異なるステップで進行します。当院(プラム四谷歯科クリニック 東京)での治療は以下の流れで進めています。
01初回ご来院時
まず初めに、患者様のお悩みや治療への希望を詳しくお伺いし、院長が最適な治療法を提案します。また、CTやレントゲン撮影を含め、治療に必要な検査を行います。
022回目のご来院
収集したデータを基に診断結果を説明し、治療計画を立案します。仮歯作製のための型取りと噛み合わせ確認も実施します。
03手術当日(3回目のご来院)
手術前には、歯科衛生士が口腔内の清掃を行い、必要に応じて抜歯を行います。次に、麻酔科医が患者様に状態を説明し、安全に麻酔を行います。その後、歯科医師と専門スタッフによりインプラントを埋入し、仮歯の装着を行います(口腔状態により仮歯装着が翌日になることもあります)。
045回目のご来院(手術1週間後)
手術後1週間~10日で抜糸を行います。
056回目のご来院(手術1ヶ月後)
最終的な人工歯を装着するための型取りを行います。
067回目のご来院(手術3~6ヶ月後)
仮歯を最終的な人工歯と交換します。
上記は一般的な流れであり、患者様の状態によって治療期間や内容は異なります。初回カウンセリング時や各来院時に、担当医が治療内容を詳しく説明し、疑問や不安を解消できるようサポートいたします。
07治療後のメンテナンス
オールオン4治療後は、定期的なメンテナンスが必要です。
患者様のよくあるご質問【FAQ】
治療について
- Q. オールオン4に年齢制限はありますか?
- A.年齢制限はありません。オールオン4は、通常のインプラントに比べて体への負担が少なく、高齢の方や体力に自信がない方にも適しています。ただし、重い病気をお持ちの方には適さない場合があるため、事前にご相談ください。
- Q. 総入れ歯で嘔吐反射が強いのですが、オールオン4は大丈夫ですか?
- A.オールオン4は、総入れ歯に比べて嘔吐反射が起きにくく、人工歯がインプラントに固定されるため、安定感があり、歯茎を覆わないので安心です。また、治療時に静脈内鎮静法を併用し、リラックスした状態で施術を受けられます。
- Q. オールオン4の人工歯に違和感はありますか?
- A.最初は違和感を感じる場合がありますが、時間とともに慣れていきます。オールオン4の人工歯は固定式で、入れ歯のようにずれることがないため、次第に違和感は軽減されます。
- Q. 骨が少ないためインプラントができないと言われましたが、オールオン4は可能ですか?
- A.オールオン4は、骨が少ない場合でも対応できることが多く、骨移植が必要ないケースもあります。他院で断られた方でも治療できる可能性が高いため、一度ご相談ください。
手術について
- Q. オールオン4の手術は痛みますか?
- A.手術時には十分に麻酔をかけますので、痛みを感じることはほとんどありません。また、リラックス麻酔である静脈内鎮静法を用いることで、不安を軽減しながら治療を進めることが可能です。
- Q. 手術時間はどのくらいですか?
- A.オールオン4の手術は、1時間半から3時間程度かかります。個々のケースによって異なりますが、麻酔の準備や鎮静法などの追加時間も考慮し、余裕を持ってスケジュールを組んでいただくことをお勧めします。
- Q. 入院は必要ですか?
- A.オールオン4は日帰り手術であり、入院は不要です。手術後はそのままご帰宅いただけます。
術後について
- Q. 手術翌日に仕事はできますか?
- A.可能ですが、できれば手術翌日は安静にすることをお勧めします。手術後の痛みは処方された痛み止めで抑えることができますが、腫れは数日間続く場合があります。無理をせず、しっかりとお休みいただく方が回復に繋がります。
- Q. オールオン4を入れた後は何でも食べられますか?
- A.手術後すぐは、硬い食べ物を避け、柔らかいものから始めてください。インプラントがしっかりと定着した後は、特に食事の制限はありませんが、最初の数週間はインプラントに過度な負荷をかけないことが大切です。